7日付 朝日新聞より

秋の酵素に向けて  8月7日

 世界的な異常気象の影響で、小麦などの先物取引が上昇しています。
 大豆やトウモロコシ、コーヒー、ココアなども上昇しています。
 でもその背後には、異常気象による収穫源を見込んで、投機筋が先物取引に走っているからだとか。
 (投機買い 高く売って利益を得る目的で、安い価格のうちに購入すること=ギャンブル)
 食べ物は人にとって地位や権力、財力の差にかかわらず生きていくためには絶対に必要なものです。
 お金持ちだからといって、人より何倍も食べなければ死んでしまうということはありません。
 そんな食べ物さえも、必要以上の金儲けの対象となってしまうとは、私たち一般の生活者が、自分の生活と生命を守ることが困難なことのあらわれとなっています。(トウモロコシをバイオ燃料に使うため食糧不足になった南米などでデモが発生したことはつい最近です)
 
 もうしばらくすると、秋の酵素作りが本格的に始まります。自分の身の周りのある植物の力を、身のまわりの微生物の力を借りて、何倍にも高めて液状に保存できるのが手作り酵素の特徴です。世の中の経済活動がギャンブルによって運営されている現状の中で、実際にあるもので、自分の生活と生命を守る土台として手作り酵素をお作り下さい。

 
 

管理人の仕事机文豪ミニ5UJ (NEC)

便利なものだからこそ  8月3日

 上の写真は均整社通信の編集やホームページを更新している管理人の机です。
 私が入社してはじめて与えられたワープロは、文豪mini(下の写真)でした。当時と比べると編集作業や情報収集といった実務的な要素や、性能に対する価格設定など比較にならないほど、あらゆる面で利便性を増しています。最近では、クラウド(簡単に説明すると自分のパソコン内のソフトを使わずに、インターネット上にあるソフトを操作して様々な作業を行い、データの保存も行なう)なるシステムが主流になりつつあります。パソコンを使う者にとってはますます使い勝手の良い環境が整備されつつあります。

 その反面、一箇所にデータを集中させ処理するので大量の電力を必要とします。安くて安定した電力の確保が重要なポイントとなり、下水道のない水洗トイレの様な「原子力発電」も有力な確保先です。

 話しはそれますが、一箇所に電力が集中してデータ処理を行う仕組みは、どことなく人間の体に似ています。それはミトコンドリアの働きです。一つ一つは小さいけれど私たちの体内で12兆のミトコンドリア(人体の細胞60億×細胞一つに2000のミトコンドリア)が常時活動して大量のATPを作り出し、私たちの生命活動がおこなわれている事です。

 前者は発電所で作られた電力をエネルギーとして、後者はミトコンドリアで作られたATPをエネルギーとしてつかいます。でも決定的な違いは前者の供給が止まっても人間は生きていけるが、後者の供給が止まったら人間は生きてはいけないこと。

 極論で言ってしまえば、私が使っているものは資源の無駄使いのようなもの。だからこそ情報までが無駄なものにならないように気をつけなければと、肝に銘じております。

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